介護職はストレスが多い!気づく方法とは

介護職は人間関係が密接であるため、ストレスを感じやすい仕事である。特に人間関係、給料への不満、体力面での不満、人手不足による業務の多さなどでストレスを感じる人が多い傾向がある。ストレスに気づかずに放置していると、身体への悪影響が出るリスクや心の病気になる可能性がある。

具体的には、燃え尽き症候群のような状態になる、もしくは介護うつになる可能性がある。燃え尽き症候群とは、ある日突然仕事へのモチベーションを失い無気力になってしまう症状のことだ。介護うつは在宅介護で聞く言葉であるが、介護職員も利用者の罵倒やセクハラなどによりうつ状態になる可能性がある。早めに対処しストレスを解消できれば、心身ともに健康な状態で過ごせる。したがって、自分自身がストレスを感じている状態であるかどうか判断する必要がある。ストレスをどのくらい感じているか確かめるには、厚生労働の作成したストレスチェックやスケーリングをしてみると良い。

仕事への意識が高く完璧主義であると燃え尽き症候群になりやすいので、70点でも良いとゆとりを持つことも大切である。ストレスを発散するには、趣味や好きなことをする、だれかに話を聞いてもらう、身体を動かすなどが有効だ。仕事以外のことを考えることで、仕事でのストレスを少しでも減らすことができる。他には、リラックスできる環境に身をおくことも有効である。マッサージをしたり旅行に行ったりするとストレスを緩和できる。